夏休みが迫ってきた。子どもの頃は夏休みを目前にしたこの時期は何とも言えない高揚感を感じていたものだ。一方で、いざ夏休みになってみると充実した生活を送れたのかというと自信が無い。という事で、この期間を“イキイキと過ごす”事ができれば、人生はより豊かになるという仮説(むしろ確信)のもと、東京都に住んでいる事を想定して、現時点でのネット情報をもとに夏休みの過ごし方を考えてみた。なお、日本生命のアンケートから、夏季休暇の過ごし方に関するアンケートが発表されたが、“自宅・自宅周辺で過ごす”という人が半数という事で近場で過ごすことを目的とした予定をたてた。
ニッセイ インターネットアンケート~「夏のボーナス」について~
各自治体がインターネット上で公開しているイベント情報やウォーカープラスを見て、62の区市町村すべての情報をチェックしてみたが、面白いのは自治体によってイベント情報の発信の力の入れ具合が異なる点。個人的には府中市と福生市観光協会の仕事っぷりが素晴らしい!是非、各自治体は愛情を持ってアピールしていただきたいし、自治体の頑張りをそこに住む住民はちゃんと評価してほしい。
脱線したが、今回もただ単に予定を立てるだけではなく、夏休みとはそもそも何かという点も含めて考えてみた。
夏休みとは?
日本における夏休みの起源は1881年(明治14年)で、校舎などに冷房設備がない場合が多く、授業が暑熱により困難なので、その間を休業とするため文部省が夏季休業日と定めたことで夏休みが誕生したとのこと。下記の通り、学校教育法でもしっかりと定められている。
第二十九条 公立の学校(大学を除く。以下この条において同じ。)の学期並びに夏季、冬季、学年末、農繁期等における休業日又は家庭及び地域における体験的な学習活動その他の学習活動のための休業日(次項において「体験的学習活動等休業日」という。)は、市町村又は都道府県の設置する学校にあつては当該市町村又は都道府県の教育委員会が、公立大学法人の設置する学校にあつては当該公立大学法人の理事長が定める。
2 市町村又は都道府県の教育委員会は、体験的学習活動等休業日を定めるに当たつては、家庭及び地域における幼児、児童、生徒又は学生の体験的な学習活動その他の学習活動の体験的学習活動等休業日における円滑な実施及び充実を図るため、休業日の時期を適切に分散させて定めることその他の必要な措置を講ずるよう努めるものとする。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=328CO0000000340_20230401_504CO0000000403(学校教育法施行令|e-Gov法令検索)
都道府県・市区町村によって夏休みの期間が異なるのは、それぞれの都道府県・市区町村で定めるからなのだ。夏休みの目的について、公的な機関から明確な定義が出ているわけではないが、“体験的な学習活動”を行う期間として有意義に過ごす必要があるのだろう。
地域のイベントに参加しつつ、普段の生活では得られない教養を深める!
私は田舎で育ったので、夏休みといえば『お祭り』である。という事で現時点で調べられるお祭りを中心に今後のスケジュールを下記する。お祭りが無い日は美術館や科学館、博物館、キャンプ、海水浴、川遊び、場合によっては旅行に行くことも想定し費用が掛かる為、お祭りであればそこまで費用が掛からないのも良い。何といっても、その土地の文化を感じられる事もメリットだと考える。
<夏休み期間中のお祭り> ◆7月20日:大國魂神社 すもも祭【府中市】
◆7月24日:神楽坂まつり【新宿区】
◆7月26日:新橋こいち祭【港区】
◆7月27日:新宿エイサーまつり【新宿区】
◆7月28日:小金井阿波おどり大会【小金井市】
◆8月1日:Pakistan Japan Friendship Fesuthival 2024【台東区】
◆8月2日:福生七夕まつり【福生市】
◆8月3日:八王子まつり【八王子市】
◆8月4日:府中市商工まつり【府中市】
◆8月10日:すみだ・浅草連携 隅田川とうろう流し【台東区】
◆8月11日:深川八幡祭り(富岡八幡宮例祭)【江東区】
◆8月23日:東京大塚阿波おどり【豊島区】
◆8月24日:調布よさこい2024【調布市】
◆8月25日:東京高円寺阿波おどり【杉並区】
やっぱり健康が大事!
色々書いてみたが、それを支える為には何よりも健康が大事である。どうしてもダラダラ過ごしてしまいがちだが、夜更かしをして朝に起きられなくなったり、食事を取らないことで体調不良になってしまう。“夏風邪は馬鹿がひく”と言われるが、この時期をしっかりと予定を立てて、“イキイキと生きる”ことができれば、人生はより豊かになると思う。
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